結局コレ。

前回サブ機がどうこうみたいなことを考えて、
資金を少し調達して...下見して...とかしていたのですが
結局レンズを買ってしまいました。

購入したのはコレ。

NIKKOR Z 50mm f/1.2 S。
やっぱり 50mm大好きなんですよね。
で、Zマウントを使っているなら手に入れたい一本ということで購入しました。



わかっていましたが大きくて、長く、重い...
筈なのですがそれを全く感じない取り回しの良さ。
バランスが良いのでしょうか、不思議過ぎる。
24-70mm f/2.8にも付いている液晶がまたありますね。多分見ないですけど、カッコ良さに貢献している気がします。
コンパクトで描写が良く気に入っていた1.8Sは下取りに出しました。不退転の覚悟、とカッコつけたいところですが、単純に50mmを何本も要らないので。
ちなみに今回プロテクターはアルクレストを買いました。高級フィルター、高い。
しかも今月Ⅱが出るらしいですね、マジですか。

そしてあんまり天気が良くなかったのですが、
新しいレンズを手に入れたからにはそのまま帰るわけには行きませんので少し試し撮りしに行きました。

やってきたのは乃木神社
こちらも暫く伺えてなかったので来たかったんですよね...おや?

100年ってすごいですね。
過去に訪問した際の写真を見直すと、
今年に向けて境内を整備したりしていた事がわかります。
伺う度に楽しませていただけるとても素敵な神社です。

この季節ならではの茅の輪。

海外の方が図を見ながら不思議そうに潜っている姿にほっこりしました。

参拝をして、御朱印をいただきます。

特別な御朱印でした。風鈴が良い。
ちなみに木製の御朱印も選べたのですが、御朱印帳に貼ることを考えてこちらに。ちょっと木製の方も欲しかったですね、また伺いましょう。

いつもの風鈴回廊はまだ「つれそひ風鈴回廊」ではありませんでしたが、いつものようにずらっと並んだ風鈴が涼しげな音を奏でていました。
50mmなのにこの背景のトロトロ感はf/1.2ならではですかね。

本当にちょっとした望遠みたいにボケるのは感動もの。
使いやすい画角なのにこんな感じで撮れるなんて驚き。

ボケの感じも58mmで感じるような主題からなだらかにボケていく感じ。

50mmなのにこんなにボケるのかと。
個人的に一番触れてきている画角なのに、
全く別物と言っても過言ではない気が。

そして解像感あるのにバキバキにならない、
むしろ柔らかい描写なのもとても良い。

こんな感じのものは初めて見ました。
と思ったらこれも100年の記念のようですね。

そういえば卯年でした。

酒樽がとても良い雰囲気でした。


ちょっとだけの試写でしたがすごいレンズだという片鱗を感じられました。
今までと同じように撮ってるのに明らかに違う雰囲気の写真になります。

24-70mm f/2.8を買ってからというもの、
「色々寄り道するなら初めから最高峰のものを買ってしまった方が結局安上がり」
という考えになりつつあります、怖いことに。
でも実際色々沼ってたどり着くよりは、早い段階で最適解を選ぶ方が結果的に安上がりですからね。
沼も楽しいですが、お金がいくらあっても足りません。
365日で割れば一日数百円ですから、実質タダみたいなものでしょう(ふぁらお国王並感
特に好きな画角の単焦点と使い勝手の良い標準域のレンズが最上級のもので揃ったので個人的には満足。
これより上がない(Noctは別として)というのは精神的に良いです。
広角、望遠に関してはあんまり使う機会がないのでもし今後買うとしてもここまでこだわることはないでしょうね。

早く天気がいい日にゆっくり撮りに出かけたいです。