大三元のやつ。

標準ズーム。
標準というだけあって普通に使う中で最も使用するであろう焦点距離をカバーするズームレンズ。
広角や望遠は個人的にそこまで欲しい!とはならないのですが、真ん中の標準ズームは出番が多い。
今のズームレンズは手頃なものでもとてもよく写るので自然と手が伸びますよね。
ましてやZ7を買った時にとりあえずで一緒に買ったNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sが本当に良くて
「標準ズームはこれで良いじゃないか」と思っていました。
安くて取り回しが良くて...それで綺麗に撮れるんだからすごいですよね。
Zヤバいっていうのを手軽に体感できるレンズ。

ですがやはり欲しくなる明るいレンズ。
大三元”、“f/2.8通し”という非常に魅力的な囁きが沼の中から聞こえてきます。

ただ冷静に考えるとZ 24-70mm f/2.8 Sは原付が余裕で買えるほどのお値段。
それなら単焦点を数本買った方が良いのではないか...とか、
同じくらいの価格でZ 50mm f/1.2 Sも買えてしまうな...とか、(流石にもう50mmはいいかな...)
今や充実しているZレンズ標準ズーム群の
利便性もあってコスパの良いZ 24-120mm f/4 Sや、
手頃な価格で明るさが手に入るZ 28-75mm f/2.8でも良いのではとか...
数ヶ月位いろいろ考えていました。

そんなこんなで結局F2.8の明るさとS-Lineの描写性能は欲しい!となり
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sを購入。


ボタンついてて液晶あってカッコいい。(語彙力)
箱は大きいですが、レンズ自体はコンパクト。
サイズ感は事前に友達とヨドバシへ行って実際に触って
確認していたのでわかってはいましたが、
やはり大きさと重さのバランスがとても良いです。
約805gは一般的には重いと思いますが、
SIGMAの50mm F1.4 Artより軽いので個人的には気にならないです。
F4の方で唯一気になっていた撮影時のレンズの繰り出し動作。
こちらはそれが無いので楽ですね。
自重で伸びたりも勿論しないですし最高。


プロテクターはKenko ZXⅡ。
雨の中使ってとても良かったのでまたこれにしましたが、せっかくなら純正のアルクレストにすれば良かったかなと後で思う。


フードはボタン式で脱着も適度な硬さ。信頼感抜群。
しかも裏の反射対策のフロック加工がしっかりされてます。さすが。
それもあってか結構値段が高いみたいなので大事に使いましょう。


液晶が良いですね。
多分あんまり見ないですけど所有欲が満たされます。


大三元、という所有感。
そしてさりげなくMade in Japanなのもポイント高い。
Zレンズのどれにも言えると思うのですが、シンプルで質実剛健な造りはとてもカッコ良くて満足感が高いですね。

実写編に続きます。