よく晴れた休日。
一之江名主屋敷へ行ってきました。
その名のバス停があるため、存在はずっと前から知っていたのですが行ったことはなく謎な場所でした。
スーパーの裏手に急に現れる広大な敷地。
柵に囲われ、木が生い茂って中を伺うことはできないのです。
入り口を見つけて中に入ると、いきなり雰囲気のある建物が。
それにしても、本当に良い天気。
非常に暑いのですが。
こちらは江戸時代初期に建てられたこのあたりの名主である田島家のお屋敷だそうです。
主屋は1780年くらいまでに再建されているようですが、それでも約240年前の建物ですからすごいですね。
中に入ると立派な松がお出迎え。
こちらで入館料を支払います、100円です。安い。
係員の方が敷地内の説明をしてくれました。
あと、蚊が多いのでと虫除けスプレーを貸していただけました。
私一人しかいなかったのですが、とても丁寧な対応をしていただけて嬉しい。
周りから見てみることにしました。
縁側。と池のある庭。
良いですね。古き良き日本の家という赴き。
少し進むと竹林がありました。
ここに入る時にめちゃくちゃセミが体当たりしてきて怖かった。
何のマーキングなんでしょうか。
建物の裏手はこんな感じで緑が生い茂っています。
展示棟とトイレの看板。
途中でお稲荷さんがありました。
展示棟は地元のおじさま2人が涼んでいたので遠慮しておきました。
なんてことない蛇口ですが、最近見ないのでレトロ感があります。学校っぽい。
雰囲気が良いですね。
というか縦構図多すぎ。
主屋にお邪魔します。
土間。中央の大黒柱が立派です。
ここは食糧を備蓄しておく場所、だったと思います。
見上げると舟がありました。
板の間に囲炉裏、最高ですね。
煙がもくもくしているのは、いぶしと言って建物の保存や、防虫などの効果があるそうです。
別の部屋には小物が置いてあります。
これ良いですね、欲しい。かわいい。
なんでもない廊下とか、この年季の入った床板の感じがとても良い雰囲気を出していて思わず撮ってしまいます。
当然エアコンなどないのですが、風がスゥーっと抜けてとても涼しい。
縁側に座ってちょっと一休み。
布袋様かな。
畳って良いですよね。落ち着きます。
初めて訪れたのですがとても楽しめました。
ここはなかなか良い写真スポットですね。
日本家屋ってあまり撮れる機会ないですし、
人もいないですし、ゆっくり楽しめました。