日常。

急転直下でいつも通りの生活が失われましたね。
仕事に行くことには変わりないのですが、
出掛けることはおろか、ちょっとした外出すら憚られる今。
神社仏閣やいろいろな場所を巡って、写真を撮って、たまに美味しいもの食べて...そんな休日の楽しみが奪われてしまいました。
自粛って、こんな状況では仕方ありませんが結構辛いものです。
かと言って出掛けて周りに迷惑も掛けられませんので大人しく休日は引きこもっています。

写真が撮れなきゃ特に書くこともないので、適当に。

Nikon Df

まず去年手に入れたNikon Df。
使うたびに、お店で触って「これいいな」と思った感覚を再確認します。
世の中の流れはミラーレスへと移行していますし、実際私もこれまでミラーレスを使っていました。
そんな中、わざわざ一眼レフに戻るとは夢にも思っていませんでしたね。
別にOVFへのこだわりがあるわけでもないですし、フィルム一眼レフも使ったことがありませんので懐古主義などでもありません。
ただDfというカメラがとても好きなのです。

Dfの特徴ともいえる軍艦部のダイヤルはとても上質な操作感。そしてこれって電源が入っていない時にでもぱっとみて設定が分かるのが良いんですよね。
今のカメラはファインダーを覗きながら全てを設定できるようになっていると思うのですが、Dfは設定ミスってもゆっくり設定変えてもう一回撮れば良いじゃん、というような良い意味でのユルさを楽しめるカメラな気がします。肩肘張らずに気楽に撮ろうよと。
動画機能はまるごと省略され、スチル専用機と割り切っているところもとても良い。
私は動画機能を備えてるカメラでも今まで使ったことがありませんし、今後も使うことがないでしょうから。

エルゴノミクスの面ではよくある上部がスラントした大型グリップにレリーズボタンが付いているというものではありません。
グリップ自体の大きさも他に比べれば控えめですが、
それがコンパクト化に繋がっています。
私の場合、ボディケースをつけているのでグリップ感は概ね良好です。
もちろんミラーレスほど小さいわけではありませんが、他のフルサイズのレフ機に比べれば手頃なサイズ。
しばらく使ってみて、特段不満な点はありません。
ファインダーを覗いて、一枚一枚考えて撮るのは純粋にとても楽しいです。
以前は換算75〜90mmくらいの中望遠が好きでしたが、キットレンズの50mmを使ってみてその画角の汎用性の高さが気に入ってほぼそれしか使っていません。

付けっぱなしのレンズはSIGMA 50mm F1.4 DG HSM|Art。
純正に比べてかなり大きくて重いのですが、解像感とボケ味とを見てしまうと使わずにはいられないレンズです。
サードパーティ製の宿命というか、残念ながらデフォルトでは盛大にピンずれしてるんですけどね。
幸い、今はカメラ側でもレンズ側でも調整できる手段があるので一応事なきを得ています。
(本当はSIGMAさんに送って調整してもらいたいのですが)
元々は安く小ぶりな50mm F1.4 EX DG HSMを使っていましたが、
やっぱりSIGMA製レンズなら新ラインのレンズを使いたいということで買い替えました。
そしてこれがもう個人的に最高なレンズでした。
SIGMAらしく開放から解像感があって、ボケも柔らかく綺麗。
EXの方は開放で少しぼやっとするきらいがあったので、それに比べるとかなりクリアに感じます。
最初に使ったときは、Dfでもこんなに解像感がでるのかと驚きました。
ピントが合ったところが浮かび上がるような描写がとても気に入っています。

本来ならNikon純正の素晴らしいレンズ群があるのですが、というかDfを買ったからにはそっちを使おうと思っていたのですが、やっぱり私はSIGMAのレンズが好き。
Nikonのレンズでは58mmf/1.4が気になるんですけどね、同じような焦点距離ですし。

今後のレンズは何を増やそうか考えています。
撮りに行くことが出来ないので、ゆっくりじっくりフォトヨドバシを眺めながら考えています。
望遠も広角もそれぞれ良いですよね。
それを単焦点にするかズームで済ませるかとか色々楽しく悩んでいます。

ミニ四駆

ちょうど本格的に自粛要請が出る前あたりに、
何故か急に友達と子供の時以来にやってみようという話になり、早速ポチってみました。
調べてみると、昔とかなり違う部品や改造方法が主流となっていてちょっとびっくりしました。
とはいえ大人になった今だと仕組みが理解できているので駆動部の抵抗を抜いてみたり、脱脂や潤滑を効果的に実施できたりと結構楽しめます。
一度だけコースで走らせることが出来たのですが、速いモーターではしっかりブレーキやマスダンパーを駆使しないとまともに走れないのにまた驚き。
奥が深いです。ほんとモータースポーツですね。
外出自粛になった後は暇つぶしに子供の頃に道具も技術もなく出来なかった肉抜きや塗装を実施。
ドリルやリューターがあれば簡単に軽量化できますし、塗装も下地処理して本塗装してクリア吹きとか
逆にある程度大人じゃないとできないんじゃないかと。
機会があればまた走らせてみたいですね。


元々家で過ごすのは嫌いでは無いですし、他には映画やゲームなど幸いやることもあるので良いのですが、
やはり出掛けられないのは少なからずストレスですね。
しかし今は辛抱ですね。
早く普通の日常に戻って欲しいと願う日々です。