飯沼観音へ行く。

お盆あたりのお休みに、ちょっと銚子へ行ってきました。
やってきたのは飯沼観音。

圓福寺ですね。


仁王像がお出迎え。

すごい迫力。

小さい頃に連れてきてもらったことがあるのですが、改めて来るとなかなか綺麗な場所ですね。

まずはお参りです。

御朱印をお願いすると、待っている間に間本堂を見てもいいですよと奥に通していただけました。
豆知識的なお話をしていただいて、こちらの五重塔の裏には日本の水位尺の原点になった「飯沼水準原標石」というものがあるのを知りました。
あと、かの有名な「竹取物語」の原書も所蔵しているのだそうです。
お話を伺わなければなかなか知ることができないですよね。とても面白いお話を聞けて良かったです。
見上げてみてください、と言われて天井を見ると、

こんな光景が。
50mmなのでごく一部ですが観音様の一覧がずらっと並んでいました。
秩父三十四所観音霊場、坂東三十三観音西国三十三所(日本百観音)が描かれているそうです。
中央あたりがこちらの観音様です。

流石に御本尊は撮影禁止ですがそれ以外は撮っても大丈夫とのことで少し撮らせていただきました。

太鼓が立派です。

反対側の天井には四国八十八箇所の一覧が並んでいました。

そうこうしているうちに御朱印が書き上がり、いただけました。

撫でられてテカテカになっていますね。

本堂の前には大仏様。手のところに小さく観音様がいるのが可愛らしいです。

第二次世界大戦中に機銃掃射を受け、膝の部分にその傷跡が残っていました。

千葉にある五重塔はこちらだけだそうです。

比較的新しく、とても綺麗です。
そうそう、毎月決まった日にライトアップされるようですよ。サービス精神に溢れたお寺ですね。

で、その裏にまわってみるとありました。

この四角い石が「飯沼水準原標石」ですね。

たしかに知らなかったらスルーしてしまっていたでしょう。

銚子は醤油でも有名ですね。

こういうベンチってなんだかレトロ感を感じます。

境内には銚港神社もありました。

ビビットな飯沼観音とは違って、ひっそりとした雰囲気。

手水舎に見たことないタイプの龍がいました。

人の気配がなかったのですが、手水舎や拝殿は綺麗にされていました。

とても有機的なフォルムの狛犬ですね。
結構お気に入り。

御朱印は書き置きをセルフでいただくようです。
社務所の前に箱が置いてありました。
初穂料は賽銭箱に納めます。

なかなかいい場所ですね。
そもそも銚子ってレトロな感じが残っていてとても魅力的。
というわけで、少し歩いてみました。

つづく