観音茶屋さんを出発し、更に山を登ります。
かなり狭い道を通って約一時間半、
到着しました三峯神社。
三峯神社自体は更に登った場所にあるので、広い駐車場から参道を歩いて向かいます。
蒸し暑さを感じながら少し歩くと、見えました、三ツ鳥居です。
全国でも数えるほどしか無いこの三ツ鳥居、身が引き締まります。
脇には狛犬、なのですが少し違います。
正確には狼ですね。
狼=大神として御眷属の中でも位が高いのだそう。
次に見えるのが隋神門。
かなり大きく、とても迫力があります。
扁額も力強いですね。
こちらの側にも狼。
で、ここを過ぎたところから急に空気が変わりました。
周りの方達もざわざわ。
それもそうです、さっきまでの蒸し暑さは消え、突然少し肌寒く感じるくらいの涼しさになったのです。
澄んだ空気というか、明らかにさっきまでと違うのです。
到着前にガイドさんから「空気が変わる」と聞いていたのですが、まさか本当に肌で感じられるとは思っていませんでした。
ここから青銅鳥居まで高い木に囲まれた道だったのですが、あまりにびっくりしてこのあたりは写真を撮るのを忘れていました。
社殿左手の社務所で御朱印をいただけます。
なかなか伺うことができない場所ですので、参拝記念も兼ねて御朱印帳をいただきました。
御朱印をいただいたページの前に2ページ空白があります。
巫女さんが仰るには、ここに伊勢神宮の外宮と内宮で御朱印をいただけるように空けてあるそうです。
伊勢神宮、いつか伺ってみたいです。
いただいた御朱印を眺めてみると、違いに気づきます。
右上は通常「奉拝」ですが、こちらは山を登っての参拝なので「登拝」となっています。
社殿の傍には水をかけると現れるという龍神様が。
丁度写真中央あたりに赤い目が見えます。
2012年に突如見られるようになったのだそう。
皆御神木に触れていましたので、私も。
間近で見ると迫力がありました。
摂末社がならんでおります。
立派な神楽殿。
国常立神社。
国土形成の神さまである国常立尊(クニトコタチノミコト)が奉られているそうです。
祖霊社とは開山以来の歴史の祖霊をまつる社であり、春・秋の彼岸の日と 8月15日の年3回祭りがおこなわれます。
少し戻って遥拝殿へ。
この階段を登ると遥拝殿なのですが、ここの景色が素晴らしい。
「神社内で下界が一望できる唯一の場所」
神様が見ていた景色ですね。
見晴らしが良いです。
写真には写っていませんがここから奥宮が見えます。
日本武尊銅像。
少し高い場所に建てられているのですが本体が5mくらいあります。
三峯神社、ずっと伺ってみたかった場所ですが、
こちらはなかなか自分でくるのは大変な場所ですね。
とてもいい経験になりました。
というかほぼ「体験」でした。
この場所全体が神聖な空気に包まれているような印象です。
本当に素晴らしい場所でした。
機会があれば、ぜひともまた伺いたいですね。
日帰りで多少駆け足になってしまったものの、
それぞれの神社でしっかりと参拝が出来て良かったです。
とても楽しく過ごせて、パワーをもらって、
たまにはこんな感じも良いですね。
素晴らしい場所!というのを見聞きして行ってみたいと思うことは日常的にありますが、
やはり自分で行ってみないとわからない、その場でしか味わえない感動がありますね。
まだまだ行きたい場所は出てくるので、これからもたくさん足を運びたいですね。