重要書類。

仕事から帰ったら、荷物が届いておりました。
初めて“薄い本”を買ったのです。
いや、なにもいかがわしいものではありません。

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前々からすごく気になっていて、
やっと購入できた安倍吉俊さんの「飛び込め!!沼」です。
もともと安倍さんのABlogを読んでいて、Flickrもフォローさせていただいたりしていたのですが、とてもSIGMA愛に溢れる方です。

しかも同時にSIGMAより新しいSEINが届いたという奇跡のようなタイミングに、一人で興奮してしまいました。
SEINは今後ネット刊行と年鑑という体制に変わっていくようで、少し寂しい気もします。
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今回は特別版だったようですね。

さて、早速「飛び込め!!沼」を読んでみました。
......これは本当に面白いです。
なんというか、C社やN社ほど一般的な知名度SIGMA。当然まわりにユーザーが少ないのですよ。
その中で「SIGMAのカメラって、色々ダメなところはあるけれど、そんなのもひっくるめて“SIGMA”であって、それはとても素晴らしいんだ」と心の中で思っている。
この作品には、そんなSIGMAユーザーにはよく分かる“あるある”がたくさん散りばめられています。
誰かに言いたい、だけどわかってもらえない「SIGMAネタ」が詰まっているのです。
知らない人が読んだら、沼先輩の言葉は一見すると単なるディスりのように見えるのですが、あれは愛故の叱咤激励なのです。笑。

個人的に好きなのが、
後輩くんが初めて撮った写真をPCで見る場面。
拡大して見える、一本一本精細に描写された“脈々しい”葉脈。
植物の写真を拡大してみれば、撮影時には気付かなかったてんとう虫に出会える。
今までに見たことのないような画質に驚く後輩くんの姿はまさにFoveonセンサーの画像を初めて見た自分そのもので、はっとしました。
本当に好きな方が書いたんだなぁと感じられます。
自分で最近撮った写真にも気付きのあるものがありました。
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手前の紙垂に虫が二匹。とても撮影時には気付きません。
改めてFoveonセンサーの凄さを感じます。

中身を上げるような無粋なことはできませんが、とても楽しい作品なのは確かです。
沼先輩の独特な表現がおかしくて、でもすごく的確でもあって、SIGMAファンとしては顔が緩みっぱなしです。