sd Quattroについて。

もうそろそろsd Quattroを使い始めて2ヶ月ちょっとになります。
で、思ったこと。

SDIM1990 (2)

▪️SIGMAのカメラ

「どこのカメラ使ってるの?」
「シグマだよ」
「??」
そんなことがよくあります。

NikonCanon、ペンタにFuji、オリやパナ、そしてソニーと有名どころが並んでいる、
どこかのサイトで見た「国内カメラメーカーの紹介」的な記事にはSIGMAのシの字も出てこなくて笑いました。
カメラ自体の知名度が低いのはまぁ仕方ないとしても、レンズメーカーとしては割と有名だと思うのですけどね。

今時のカメラの様にISO上げて高感度撮影という事は出来ないので暗いところは気軽に写せないし、AFや動作も比較的ゆっくり。
でもそれがどうだとか今更思いません。

暗いところを撮れる・撮れないじゃなくて
撮らない。
動作がもっさりしているがそもそも自分は
急いでない。

半分開き直りみたいな感じですが、
だからこそ日中に何処かへ出掛けて撮ることがさらに楽しいと感じます。

SDIM2051 (2)

トップメーカーのカメラを使えば、もっと簡単に綺麗な写真が撮れるのでしょう。
RAW現像しなくたって撮って出しでも十分に綺麗な写真です。
でも、各メーカー毎に個性がある様にSIGMAのカメラでなければ撮れない写真もあると思います。
今更センサーの違いとかを説明するのも野暮ですので割愛しますが、個人的に他社ベイヤーセンサーよりもFoveon X3センサーの方が魅力的だと感じます。
それはMerrillからQuattroに変わっても、
独特な色や解像感でやはり唯一無二の存在感があります。

▪️UI

全体的に改善されていて気に入っています。
QSでよく使う機能を呼び出せるというのは前から好きだったポイントです。
通常右肩についているインフォメーションモニターがライブビューモニター脇に備えられ、その一つ一つに対応したボタンが割り振られていて、これがすごく使いやすい。
たくさんのダイヤルを備えて直感的に操作ができるカメラもありますが、sd Quattroを触るとこういうやり方もあるのだな、よく考えられてるなと感じます。
ボタンのクリック感も絶妙で、ダイヤル類も質感が高く思わず触りたくなります。
手に馴染む道具というのはとてもいいものです。

SDIM1739 (2)

▪️EVF

ファインダーが付いたことによる恩恵は大きいなと感じます。
今までのSDシリーズは総じて視野率が100%ではなかったので、PENTAXを使っていた私には少し気になるところではありました。
そもそもほぼDPシリーズだった私には無縁のものでした。
別にOVFにこだわりがあるわけではないので、EVFは歓迎です。
目が悪いのでむしろ助かるくらい。
フレーミングがしやすくなり、ホールド感が増し、モチベーションも上がります。
これはDPではなかなか難しかったこと。
至極当たり前なのですが、Foveon機でこれが実現できていることが嬉しいです。
リフレッシュレートが低いようですが、しばらく使ってみてからも私は全く気になりませんでした。

SDIM1945 (2)

▪️Quattroセンサー

よくMerrillと比べられて貶められていますが、Foveonならではの味はちゃんとあると感じます。
低感度でもザラザラとした粒子感の強い、そして眼を見張る様な精細な描写。
やはりベイヤーセンサーとは一線を画す写真が撮れるのは事実です。
それよりもQuattroセンサーのおかげで全体的な速度が向上している点がもっと評価されてもいいと思います。
dp Quattroを始めて使った時は驚きました。
撮った写真を確認できるまでの時間が飛躍的に向上したのはとても嬉しいです。

SDIM2169

▪️癖の強いRAW現像

ちょっと最初に戸惑ったのがRAW現像。
前からそうだったのかもしれませんが、
このセンサーになってからSPPで現像した際にデフォルトでノイズリダクションが強めにかかってしまい、ベタッとした写真になってしまいます。
例えば狛犬を撮った写真を現像すると石を削った後が消えてしまう様な感じ。
輝度ノイズリダクションを最低まで下げればディテールは戻ってくるのでいいのですが、
前はこんな感じにはならなかった気がするのですよね。
実際、DP3Mとかで撮った写真を見てもそんな風にはなっていないんです。
まぁこっちはRAWファイルを残していないので比べようがないのですが。

SDIM1952 (2)

▪️色々あるけどやっぱり楽しい

なんだかんだ言ってもやっぱり撮っていて楽しいです。
プロユースの様な十分すぎる機能は、私には要りません。
実際そんなものを求めていた時もありましたが、無駄なことでした。
だって、自分には大した写真が撮れるわけでもないし趣味で楽しんでいるんですから、
楽しめればそれでいいのです。
気負わず 、じっくりと被写体に向き合えばはっとする様な写真が撮れる。
それだけで十分ですね。

SIGMA sd Quattro + Art 18-35mm F1.8 DC HSM